2023年3月、8人の定員で、3年ぶりに、「ヨーガ断食講座」を行いました。
第117回目でした。
おこない方をがらりと、第116回目までと変えました。
本断食（何も固形物を摂らない日）を二日から一日にして、減食期間、復食期間でも、ある程度食べられるようにしました。 また、「パイロゲン」というドリンクを栄養の補助として用いますが、その制限もなくしました。
説明会の日は冷たい雨。
春分の日を挟んで、少し肌寒いながらも、桜がちょうど見ごろのころでした。
WBCでは、日本代表が優勝。
気温差がありながらも、応援で盛り上がった週でした。
＜ 断食期間中のレッスンについて ＞
断食期間中は、月曜（3日目）から金曜（7日目）お昼の時間（11:45から12:30）にレッスンがあります。
「朝、どんよりしていても、レッスン後はスッキリしてとても気持ちよかった。
2日目からの参加で、その初回レッスン後の家路へ帰る時からお腹がぽかぽか温かくなり、期間中、レッスン後はぽかぽかが続いて、本当に気持ちよかった。
先生方の的確なガイドがあってこそだと思いますが、ヨガと呼吸の力って凄いな、としみじみ実感しました」
「リアルに学院で受ければ、とても気持ちがいいですし、オンラインで受ければ、遠くからでも参加できていいですし、見逃し配信で受ければ、今日も体を動かせてホッとしました。
本当に、ここまでしてくれてありがたい、という気持ちでいっぱいです。
今回は、きつい体調ではなかったので、体の柔らかさとか、軽い体の心地よさとかを感じながらヨガをする事ができました」
「学院では一度しか受けられませんでしたが、アーカイブで毎日受講することが出来て良かったです。これまでの断食レッスンより軽い内容でしたが、お腹に効きました。レッスンのあとは腸が動いているのを実感しました」
＜ ミーティングについて ＞
期間中は、月曜日（3日目）から日曜日（9日目）まで、夜20:30からZoomでミーティングを行います。
「Zoom便利だな～、と実感しました。
画面越しとはいえ、皆さんと一堂に会し、状況を聞けるのは凄く安心したし、心の支えにもなり、楽しかった。
パイロゲンやお味噌の量など、実際に疑問に思った些細なこともすぐ質問できて助かりましたし、本当に心配や不安なく毎日過ごさせていただきました。
昼にも色々レッスン後にお話し聞いていただいていましたが、夜は夜で皆さんの話を聞くのが楽しみで、なくなるのは寂しかった。
先生方の本当に温かいサポートにも感謝です」
「みんなで気持ちをシェアしあうのがよかったです。
断食すると変なテンションになりがちですが、みなさん、落ち着いていらっしゃったので、私も冷静になろうと自分を振り返れました。
あと、内面と体の気づきの話をシェアしたかったので、日々の生活に注意を向けることができました。
これは私にとって、とても良かったことでした。
サーッと流れて行ってしまう毎日で、『今を生きる』ようにしたかったのですが、なかなか難しくてできなかったのですが、みんなに話したい思いがあったので、結構『今を生き』られました」
「他の参加者のお話からたくさんの気づきを得ました。また、それらに対する先生方の回答を聞くのがとても勉強になりました。毎晩楽しみでした。最後の呼吸法やマントラで心がすっきりして、安心して床につけました。毎晩快眠出来ました」
＜ そのほか 全体の運営についてなど ＞
「空腹感や辛さは全くなく過ごしました。夜、すぐ眠りに入る事ができよく眠れました。日々身体の芯が柔らかくなって行き、背中の張りがすっきり取れ、何をしていても身体が楽でした。
(具体的には、背中の奥から凝りが表面に出て来る→表面が凝った感じ→それをレッスンで動いてほぐす、という経過でどんどんスッキリして行きました)
これほど身体が柔らかく感じられる状態は気持ちも柔らかくなり楽しい毎日です。気象の変化や対人関係を柔らかく受けとめている自分を観察できうれしいです。
「生きる」という事は本当は柔らかくて楽でホワ〜んと楽しい事なのだと感じました。
ありがとうございました」
「本当にきめ細やかに丁寧にサポートしていただき、本当に有難うございました。
『体の声を聴く』ということで自由度が高いな、と思いましたが、先生方の深い知識と経験と温かいサポートがあり、本当に安心して取り組むことができました。断食中に体に起こることや代謝のこと、塩分のこと、気圧のこと等々、具体的に沢山のことを教わることができたのも良かったです。
体への負担が少なく、安心して断食を行える最高のプログラムだと思います。参加できて本当に良かったです。
本当にお世話になり、有難うございました」
「とても丁寧に温かく対応していただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。
いい修業ができたと思っています。
なぜ断食を私はするのか、したいのか、ボンヤリとしていましたが、テキストを読むとはっきりしてきました。
コロナで学院から足が遠ざかっていましたが、断食講座のおかげで、また学院に行く機会が作れてとても良かったです」
「食をはじめ生活習慣全般について見直す大変良い機会を与えてくださり、ありがとうございました！
乾史先生と遠山先生の良きアドバイスのおかげでやり抜くことが出来ました。
これまでの断食講座に比べ、学院へ行けない日はアーカイブでレッスンを受けられたことと、連絡網がオンラインミーティングになったことが大きな改善点だと思います。そのおかげで仕事をしながら実践出来ました。
ただもう少し早く知っていれば、仕事を調整して毎日学院に通えたと思うのでそれだけは少し残念でした。
個人的には断食期間を堺に嘘のように花粉症の症状が無くなったのがものすごく嬉しいです！！今だに症状が出ません。
ありがとうございました」
「きめ細かで親身のサポートを本当にありがとうございました。
小学校の家庭科に始まり『何を食べたら良いか』は習って来ましたが『どのように食べるか』は学んで来ていないと思いました。
私は気象変化による頭痛や強い吐き気がきっかけで、脳のMRI検査に始まり、国内外のいろいろな療法に出会いました。それぞれの療法で学んだたくさんの事はとても良い経験で宝物です。ただ、どの療法もやり抜く事ができれば良いのですが、そのためには多くの時間、お金、エネルギーが必要です。誰もがそうであるように仕事、家庭、様々な責任を持ち生きる中ではとても難しい事です。そして既に具合の悪い状態で治療のために多くのエネルギーを費やすのは本当に大変な事です。
その中で出会った友永ヨーガ学院のレッスン(特にオンラインレッスン)は、誰にも無理なく大きな負担なく続けられる健康になる方法だと思います(見逃し配信を併用すれば)毎日できるというのは本当にすばらしい事です。そして原因不明で具合が悪いと、ともすれば極端で偏った思想信条に走りがちですが、友永ヨーガ学院のレッスンはヨーガと共に健全な生き方や考え方を導いてくださり安心で楽しい指導だと感じています。今回の断食講座は、内容、サポート体制など様々な点からあの受講料はあまりにも良心的過ぎて申し訳ない限りです。
今のこの心身の柔らかさをいつも保てる様にこれからもヨーガを続けて行きたいと思います。ありがとうございました」
「1週間にわたり親切丁寧に本当にありがとうございました。感想は山ほどあるのですが、テキストに書いた私の目標の達成について書きます。
①『復食中に食べたいという気持ちをどうやって引き戻すか』
→よく噛むことで、少量で満足することを知りました。
満腹になる経験が毎食できてたことで、よく噛むとの大切さが腑に落ちました。おまけに、噛むことでマインドフルネスができて、とても快適だったし、自分の噛み方、食べ方、飲み込み方、味わい方などの癖がわかってきました。
これは重ね煮やおじやのお陰かと思っています。ある程度の固さのある物でないと50回も噛めませんでした。この食事内容のお陰で噛む練習ができました。そうすると、食べたいという気持ちがそもそも起きなくなりました。『食べたい、食べたらダメだという』不毛な戦いをしなくてよくて、エネルギーの無駄遣いがなくなりとてもよかったです。
最近は、色々な食事内容になってきたので、またこの不毛な戦いが少しずつはじまっていますが、マントラを心の中で唱えるだけでも、そのものから離れられるような気がしています（練習中ですが･･･）これも断食で色々なことを経験して得た物ではないかと思っています。
②『体からのサインをもっと繊細に感じられるようになりたい』
→10年前に断食がしたくて、友永ヨーガ学院に行きました。そこから学院とのご縁がはじまったのですが、ヨガや断食、足圧や瞑想など色々修業をさせてもらい、この10年で少しは体からのサインが感じられるようになってきました。でも大体ネガティブサインばかり感じていたことにこの断食で気がつきました。体からのポジティブなサインも、もっと感謝をもって受け止めたくなりました。これまた、まだまだ練習が必要な事だと思いますが、粛々と続けて行けたらと思っています。
他にもたくさんあるのですが･･･。2日間の本断食のタパス的な断食も私には必要なことだったでしたが、今回のような断食もとても私には必要な形だったと思いました。必要なときに必要なことがやってくる･･･と身をもって実感しています。まだまだ、これからもよろしくお願いいたします。
院長先生にもお目にかかれて、励ましていただけて、超ハッピーでした♡」
＜ 講座が終わって ＞
「講座から2か月が過ぎましたが、今も日々小さな気付きがあります。 講座で味わったあの『体の芯の柔らかさ』、『気持ちの柔らかさ』を体が覚えており、自分の中に『戻る基準』を持っている事がとても心強いということです。 気づいたのは、『自分を縛っていたのは自分だった』ということ。 会食などでたくさん食べてしまっても、罪悪感など持たずに、むしろ会話や交流を楽しんでいます。
食べ過ぎていたら、教えていただいたおじやなどをよく噛んでいただき、ヨーガのレッスンを受け、あの『体の芯の柔らかさ、気持ちの柔らかさ』に戻す事ができます。 体も心も柔らかくする事ができたヨーガ断食講座を受講させていただき本当にありがとうございました。
一人一人の体と心が柔らかくなりそれが周囲に伝わり広がる事が明るい生活と安心になり、そのずっと向こうに平和があると感じています。
ありがとうございました」
ご参加の皆さんの熱心さと互いを思いやるお気持ちのお蔭で、講座全体をとてもよい ー おだやかで、やさしい ー 雰囲気で運ぶことができました。
気持ちがやさしく、おだやかでいられる・・断食を通じて得られる、一番のご褒美かも知れません。
この場を借りて、あらためて御礼申し上げます。
（第118回ヨーガ断食講座は2023年6月17日（土）よりスタートします）
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