「夏だから体験できることと、夏だから十分に休養すること。互いのバランスを取り合って過ごそう」
<8月のお話のテーマ>
「夏だから体験できることと、夏だから十分に休養すること。互いのバランスを取り合って過ごそう」
7月に入ってからでしょうか、メディアを通じての、「危険な暑さ」という言葉がずっと頭の中にありませんか?
でも、「夏だから体験できること」も、結構あります。
海水浴は、ぜひ皆さまにおすすめしたいことの一つです。
いらないものが流されて、必要なものを補給できる気がします。
(実際、静電気?電磁波?が出て、ミネラルを吸収できるということも聞きます)
でも、この暑さですので、多くの海水浴場の遊泳時間である9時から17時までの時間はあまりお勧めできません。
熱中症の危険もありますし、日焼けは体温調整機能の低下をもたらします。
夕方、浜を散歩して、足首だけ浸かる・・くらいがよさそうですね。
当院の講師たちにも「夏の楽しみ」を聞いてみました。
・ビーチヨガ
一人の講師は、今年、もう数回、ビーチヨガに生徒さんをお連れしたそうです。
波の音を聞きながらのヨーガは気持ちよさそうですね。
やはり早朝、あるいは夕方がよい時間帯でしょうか。
・しそジュース
しその香りとポリフェノールが効くのでしょうか?
すーっと暑さが取れていく感じは確かに夏の楽しみですね。
赤しそにクエン酸を入れて、さーっと色が鮮やかになるのも楽しいです。
・すいか
すいかの旬は今!
丁度価格も手ごろになっています。
これも身体からいらない熱を発散してくれるので、熱中症予防によさそうです。
・ぬるま湯シャンプー
水ではない・・くらいのお湯でシャンプーしても、冷えないのはこの時季のよいところ。
アーユルヴェーダでも、頭部は温めてはいけないと教えているとのこと。
身体の余分な熱が取れて気持ちよく眠れるという報告もありました。
・朝からヨーガ
朝から身体がやわらかいのがこの季節です。
この季節は、朝のヨーガが本当に気持ちよいですね。
<8月のポーズ>
ラクダのポーズ
Camel Pose
Ustra Asana
夏が極まるこの時季。
たくさん水分を取って、たくさん汗をかきました。
身体はくったり柔らかくなって、いろいろなアーサナをとるのには気持ちよい季節ですね。
でも、それは、腎臓が元気な時に限ります。
冷たい飲み物の飲み過ぎ、エアコンの効いた部屋にいすぎ・・などで、汗をかけないでいると、おしっこでたくさんの冷たい水分を排出しないといけないので腎臓に負担がかかります。
そんな腎臓の負担をとってくれるよいポーズの一つが、このラクダのポーズ。
まずは、両膝で立ち、片手でかかとをもち、反対の手を天に伸ばし、腰から背筋をのばしながら、反っていく片手から始めるのが「友永流」です。
なんなら、後ろのかかとは持たなくてもいい。
振り返るだけでも、腰はねじれ、腎臓がしぼられます。
もちろん、腰が強靭な人は両手でも。
でも、無理は禁物です。
このように暑くなってからというものの、夏は腰痛の出やすい時季でもありますので。
<8月のプラーナヤーマ>
8日の立秋を境に、非常に蒸し暑く、夏の疲れがでやすい気候にかわってきています。
ここまで、しきりにシータリ、シートカリーを行い、身体を冷却し、心臓、血管を助けてあげることを推奨してきましたが、これに加えて、ナディ―ショーダナもお勧めしたいと思います。
おこない方
姿勢を正して座ります。(背筋が一番太い気の通り道です。ここの通りをよくしておきましょう)
両鼻で一息、ゆっくりと吐いて、左からゆっくりと吸い入れます。
(右手の人差し指と中指を折りたたみ、親指で右の小鼻を押さえます)
左からゆっくり吐きます。
2回終えたら、今度は右からゆっくり吸い入れ、右へゆっくり吐きます。
(右手の人差し指と中指を折りたたみ、薬指でで左の小鼻を押さえます)
2回終えたら、今度は、左から右、次は右から左、それぞれ2回ずつ行います。
(おこない方は、友永ヨーガ学院のYoutubeにも載せました)
「吸い入れるときには、全身に明るい色のプラーナが満ち、身体が軽く、浄化されるさまをイメージする。
吐くときには、いらないものが出ていき、身体がすっきりするさまをイメージする」
夏で蓄えた「いらないもの」はなんでしょう?
まずは、熱、あるいは疲れ、寝不足もあるでしょうか。
すっきり、できますように。
8月17日(木)朝6:00から
yogatomo.online で、「新月の朝の瞑想会」を行います。
上述のようなプラーナヤーマを練習して、瞑想に入る試みです。
詳しくはこちらへ → https://bit.ly/newmoonmeditation_230817
コメント